この章でわかること
良い頼み方の4つの型/よい例・わるい例の見くらべ/
答えがイマイチなときの直し方。
1. お願い上手の合言葉「だ・れ・ど・か」
Claudeは、くわしく頼むほどねらいに近い答えを出します。
次の4つを意識すると、ぐっと良くなります。
頼むときの4つの型
- 🎯 「だ」れに向けて? 例:お客様向け/社内向け/初心者向け
- 📋 「れ」い・状況は? 背景や材料を伝える(元の文章・条件など)
- 📝 「ど」んな形で? 箇条書き/3行で/表で/メール文で
- 🎚️ 「か」たさ・トーンは? ていねいに/やわらかく/かんたんな言葉で
2. よい例とわるい例
✕ わるい例
«メール書いて»
→ 何のメール?誰に?内容は?が分からず、ぼんやりした文しか返ってきません。
◎ よい例
«取引先のA社に送る、納期が3日遅れるお詫びメールを書いて。ていねいだけど、かたすぎない言葉で。3〜4文で。»
→ 相手・目的・トーン・長さが明確。すぐ使えるたたき台が返ってきます。
✕ わるい例
«これ要約して»(文章を貼らない)
→ 何を要約するのか分かりません。
◎ よい例
«次の議事録を、社内共有用に箇条書き5つで要約して。決まったこと・次やることが分かるように。»+本文を貼る
→ 材料(本文)と形(箇条書き5つ)と目的がそろっています。
たとえ話
お願いは「お店での注文」と同じ。«なんかおいしいの» より
«温かい・辛くない・麺類を1つ» のほうが、ねらい通りのものが出てきますよね。
AIへの注文も、具体的なほど満足度が上がります。
3. 答えがイマイチなら「続けて直す」
一度で完ぺきを目指さなくて大丈夫。返ってきた答えに注文を重ねると、どんどん良くなります。
会話はつながっているので、前の内容を覚えたまま直してくれます。
🙂
もう少し短く、3文にして。あと、最後に「今後の改善」を一言足して。
直すときに使える言葉
- «もっと短く/もっとくわしく»
- «やさしい言葉に言いかえて»
- «箇条書きにして/表にして»
- «別の案も3つ出して»
- «もっとていねいな言い方にして»
4. 気をつけること
答えは「たたき台」。最後は自分で確認
Claudeは便利ですが、まちがえることもあります(とくに数字・日付・固有名詞)。
そのまま提出せず、内容を自分の目で確認してから使いましょう。
大事な情報を入力しすぎないことも、第8章のとおり大切です。
この章のまとめ
「だ・れ・ど・か」(だれに・れい/状況・どんな形・かたさ)を伝えると答えが良くなる。
一発で決めず注文を重ねて仕上げ、最後は自分で確認。
やってみよう
«新入社員向けに、朝のあいさつの大切さを、やさしい言葉で3文で書いて» と頼んでみましょう。
返ってきたら «もっとやわらかく» «1文足して» と注文を重ねて、変化を楽しんでみてください。