☰ もくじ 第9章 上手にお願いするコツ
CHAPTER 9 💬

上手にお願いするコツ

同じAIでも、頼み方しだいで答えの質が変わります。コツは「ていねいに、具体的に」。

この章でわかること 良い頼み方の4つの型よい例・わるい例の見くらべ/ 答えがイマイチなときの直し方

1. お願い上手の合言葉「だ・れ・ど・か」

Claudeは、くわしく頼むほどねらいに近い答えを出します。 次の4つを意識すると、ぐっと良くなります。

頼むときの4つの型

2. よい例とわるい例

✕ わるい例 «メール書いて»

→ 何のメール?誰に?内容は?が分からず、ぼんやりした文しか返ってきません。
◎ よい例 «取引先のA社に送る、納期が3日遅れるお詫びメールを書いて。ていねいだけど、かたすぎない言葉で。3〜4文で。»

→ 相手・目的・トーン・長さが明確。すぐ使えるたたき台が返ってきます。
✕ わるい例 «これ要約して»(文章を貼らない)

→ 何を要約するのか分かりません。
◎ よい例 «次の議事録を、社内共有用に箇条書き5つで要約して。決まったこと・次やることが分かるように。»+本文を貼る

→ 材料(本文)と形(箇条書き5つ)と目的がそろっています。
たとえ話 お願いは「お店での注文」と同じ。«なんかおいしいの» より «温かい・辛くない・麺類を1つ» のほうが、ねらい通りのものが出てきますよね。 AIへの注文も、具体的なほど満足度が上がります。

3. 答えがイマイチなら「続けて直す」

一度で完ぺきを目指さなくて大丈夫。返ってきた答えに注文を重ねると、どんどん良くなります。 会話はつながっているので、前の内容を覚えたまま直してくれます。

🙂
お詫びメールを書いて(最初のお願い)
🤖
(メールの下書きが返ってくる)
🙂
もう少し短く、3文にして。あと、最後に「今後の改善」を一言足して。
🤖
(注文どおりに直した版が返ってくる)

直すときに使える言葉

4. 気をつけること

答えは「たたき台」。最後は自分で確認 Claudeは便利ですが、まちがえることもあります(とくに数字・日付・固有名詞)。 そのまま提出せず、内容を自分の目で確認してから使いましょう。 大事な情報を入力しすぎないことも、第8章のとおり大切です。
この章のまとめ 「だ・れ・ど・か」(だれに・れい/状況・どんな形・かたさ)を伝えると答えが良くなる。 一発で決めず注文を重ねて仕上げ、最後は自分で確認
やってみよう «新入社員向けに、朝のあいさつの大切さを、やさしい言葉で3文で書いて» と頼んでみましょう。 返ってきたら «もっとやわらかく» «1文足して» と注文を重ねて、変化を楽しんでみてください。
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