この章でわかること
AI(Claude)とは何か/無料プランでできること/
登録(アカウント作成)のしかた/画面の見方。
1. Claude(クロード)ってなに?
Claudeは、文章でやりとりできるAI(人工知能)です。
質問すると答えてくれて、文章を書いたり、要約したり、考えを整理する手伝いをしてくれます。
むずかしい操作はいりません。人に話しかけるように、文章で頼むだけです。
たとえ話
Claudeは「とても物知りで、文章が得意な新しい同僚」のような存在。
«メールの下書きを手伝って» «この長い文章を3行にまとめて» とお願いすると、たたき台を作ってくれます。
ただし最後の確認は人間(あなた)。完ぺきではないので、答えをうのみにしないのが大事です。
2. 無料プランでできること
Claudeには無料プランがあります。お金をかけずに、毎日ある程度の回数までやりとりできます。
まずはこの無料プランで十分に練習できます。
無料プランの目安
- ✅ 文章での質問・相談・下書き作成ができる
- ✅ 長い文章の要約・言いかえができる
- ⏳ 1日(数時間)に使える回数に上限があります。たくさん使うと「しばらく待ってね」と表示が出ます。
- 🕒 上限に達しても、時間がたてばまた使えるようになります(あせらず待てばOK)。
会社の情報を入れるときの注意
次のような
大事な情報は、そのまま入力しないでください。
- 絶対に入れないもの:口座番号・マイナンバー・給与額・社員証・お客様や社員の個人情報・社外秘の数字
- 写真・PDFも同じ:これらが写った画像や書類も渡さない(第10章でくわしく)
どうしても相談したいときは、名前を「Aさん」、金額を「◯◯円」のように
伏せ字に置きかえてから。どこまで入れてよいか迷ったら、一人で判断せず上司に確認しましょう。
3. 登録してみよう(アカウント作成)
- ブラウザでClaudeのサイトを開く
アドレスバーに
claude.ai と入れて Enter(第7章の検索でもOK)。
- 「サインアップ(登録)」を選ぶ
メールアドレスか、Googleアカウントで始められます。
- 本人確認をする
登録したメールに届いた番号やリンクで確認します(迷惑メールに入ることも。来なければそちらも確認)。
- これで準備かんりょう
次からは
claude.ai を開けば、すぐに使えます。お気に入り(☆)に入れておくと便利です。
4. 最初にやる2つの設定(だいじ)
使い始める前に、設定を2か所だけ確認します。どちらも1分で終わる、安心して使うための大事な設定です。
設定の開き方
画面の左下にある自分の名前(またはアカウントのマーク)をクリック →
出てきたメニューから「設定」を選びます。左側にメニューが並んだ画面が開きます。
① 「学習に使わせない」をオフにする(プライバシー)
無料版は初期設定のままだと、入力した会話がAIの学習に使われることがあります。これをオフにします。
- 設定の左メニューで「プライバシー」を選ぶ
- 「AIモデルの改善にご協力ください」を探す
「チャットやコーディングセッションのデータを…訓練と改善に使用することを許可します」と書かれた項目です。
- 右のスイッチを“オフ”(グレー)にする
青ならオン、グレーならオフ。グレーにすればOK。これ以降の会話は学習に使われません。
オフにしても、機密情報は入れない
学習オフにしても「絶対に外に出ない」とは言い切れません。
だからこそ、口座番号・個人情報などはそもそも入れないのが基本です(前の注意ボックス参照)。
② 「ファイル作成」がオンか確認する(機能)
エクセルやPDFを作って・ダウンロードできるようにする設定です。ふつうは最初からオンなので、確認だけします。
- 設定の左メニューで「機能」を選ぶ
- 「コード実行とファイル作成」を探す
「ドキュメント、スプレッドシート、…の作成・編集ができます」と書かれた項目です。
- スイッチが“オン”(青)になっているか確認
オフのときだけ、押してオンにします。
2つの設定まとめ
プライバシー →「AIモデルの改善にご協力ください」をオフ/
機能 →「コード実行とファイル作成」がオン。これだけ確認すれば準備万全です。
※ 設定画面の文言や場所は、アップデートで変わることがあります。似た言葉を探してみてください。
5. 画面の見方
下の細長い欄に文章を打って送ると、上に答えが出ます。左で過去の会話を見返せます。
3か所だけ覚えればOK
- 入力欄(下):ここに質問や頼みごとを打って、送信ボタン(または Enter)。
- 会話エリア(中央):やりとりが上から順に表示されます。
- +新しい会話:話題を変えるときは新しい会話を始めると、すっきり整理できます。
やってみよう
入力欄に «こんにちは。あなたにできることを、初心者にもわかるように3つ教えて» と打って送ってみましょう。
Claudeがやさしく答えてくれます。これが「AIと話す」第一歩です。
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話しかけ方を少し工夫すると、Claudeの答えはぐっと良くなります。
次の第9章で「上手なお願いのしかた」を学びましょう。