この章でわかること
ファイルとフォルダの意味/入れ子(フォルダの中にフォルダ)/
場所のたどり方。ゆっくり読めば必ずわかります。
1. ファイルとは「1つの書類」
パソコンで作ったもの——文書・写真・表など——は、ぜんぶファイルという形で保存されます。
ファイルは「1枚(1つ)の書類」だと思ってください。
- 📄 文書ファイル:お知らせ、報告書など
- 🖼️ 画像ファイル:写真、図
- 📊 表のファイル:エクセルの計算表など
ファイル名のうしろの「.〇〇」って?
ファイル名のうしろに .docx や .jpg のような印が付くことがあります。これは
拡張子(かくちょうし)といって「そのファイルの種類」を表します。
.jpg なら写真、.xlsx ならエクセル、というように。今は「種類の名札」とだけ覚えればOK。
2. フォルダとは「書類を入れる箱」
ファイルがどんどん増えると、机の上が書類だらけになって何がどこにあるか分からなくなります。
そこでフォルダの出番。フォルダはファイルを入れてまとめる箱(入れ物)です。
たとえ話:たんすと引き出し
フォルダ=引き出し、ファイル=中にしまう書類。
「請求書」の引き出し、「写真」の引き出し…と分けておけば、あとで探すのがとても楽になります。
パソコンの整理は、この「引き出し分け」が基本です。
フォルダという箱に、いくつものファイルをまとめて入れられます。
3. フォルダの中にフォルダ(入れ子)
フォルダの中には、ファイルだけでなく別のフォルダも入れられます。
箱の中に小箱、その中にまた小箱…というイメージ。これを「入れ子(いれこ)」といいます。
こうして階層(かいそう)=段階のある整理ができます。
「ドキュメント」の中に「2026年」、その中に報告書や売上表。こうして枝分かれで整理します。
なぜ階層にするの?
全部のファイルを1か所にバラまくと、数百個の中から探すことになります。
引き出しを分けておけば「2026年→6月」とたどるだけで目的の書類に着けます。
整理とは「探す時間を短くすること」です。
4. 「場所」のあらわし方(パス)
ファイルがどこにあるかは、上の階層から順に書いてあらわせます。これをパス(道すじ)と呼びます。
たとえば上の図の「6月報告書」なら——
📁 ドキュメント ▶ 📁 2026年 ▶ 📄 6月報告書.docx
「ドキュメントの中の、2026年の中の、6月報告書」という道すじです。
住所のようなもので、上から順にたどれば必ずたどり着けます。
たとえ話:住所
パスは住所と同じです。「東京都 ▶ ○○区 ▶ △△町1-2」のように、
大きいところから小さいところへ。だから順番が大事なのです。
よくある「迷子」
「作ったファイルが見つからない!」の多くは、どのフォルダに保存したか覚えていないだけ。
ファイルは消えていません。保存するときに「どこに入れるか」を意識するクセをつけると迷子が激減します。
(保存の操作は次の第6章で練習します。)
この章のまとめ
- ファイル=1つの書類(文書・写真・表など)
- フォルダ=書類を入れる箱(引き出し)
- フォルダの中にフォルダを作れる=階層で整理
- パス=上の階層から順にたどる「道すじ(住所)」