☰ もくじ 第11章 Claudeで手順書をつくる
CHAPTER 11 📝

Claudeで手順書をつくる

仕上げの章。学んだことを全部使って、実際に「手順書」をAIと一緒に作ります。

この章でわかること 手順書とは何か/Claudeで手順書を作る流れ/ できた手順書をファイルに保存するところまで(第6章の応用)。

1. 手順書ってなに?

手順書とは、「ある作業を、誰がやっても同じようにできるように、順番に書いたもの」です。 自分の覚え書きにもなり、後輩に教えるときの教科書にもなります。

たとえ話 手順書は「料理のレシピ」。材料(用意するもの)と、手順(①②③…)が書いてあれば、 はじめての人でも同じ料理が作れます。仕事の手順書も、これと同じ考え方です。

よい手順書の3つの要素

2. Claudeで手順書を作る流れ

第9章の「だ・れ・ど・か」を使います。手順書づくりは、AIがとくに得意な作業です。

  1. 作りたい手順書をClaudeに伝える «〇〇のやり方を、初心者向けの手順書にして。目的・用意するもの・番号つきの手順、の形で。» と頼みます。
  2. 自分の知っている流れをざっくり渡す «私が普段やっている順番はこう:まず〜、次に〜» と箇条書きで材料を渡すと、きれいに整えてくれます。
  3. 返ってきた手順書を読んで直す «この手順、抜けはない?» «3番をもっとくわしく» «専門用語をやさしく» と注文を重ねます。
  4. 完成したらコピーする 手順書の文章を選んで CtrlC でコピー(第3章・第6章)。
  5. ファイルに貼り付けて保存する メモ帳やWordを開いて CtrlV で貼り付け →「名前を付けて保存」(第6章)。 名前は 手順書_〇〇_20260618 のように日付つきで。

3. お願いの文(コピーして使えます)

📋 手順書づくりの「お願い文」テンプレート

«〔作業名〕の手順書を作ってください。
・読む人:〔初心者/後輩 など〕
・形式:「目的」「用意するもの」「手順(番号つき)」の3部構成
・言葉:専門用語は使わず、やさしく
・私が普段やっている流れはこちらです:
 〔①… ②… ③… を箇条書きで〕»
使い方 上の〔 〕の中を、自分の作業に置きかえて入力欄に貼るだけ。 たとえば〔作業名〕を «月末の備品発注» にする、というように。あとはClaudeが整えてくれます。

4. 実際の会話の例

🙂
「来客時のお茶出し」の手順書を作って。読む人は新入社員。目的・用意するもの・番号つき手順の形で、やさしい言葉で。
🤖
目的:お客様に気持ちよく過ごしてもらう…
用意するもの:お茶、湯のみ、お盆…
手順:①…②…③…(と整った手順書が返ってくる)
🙂
いいね。「出す位置」の説明を手順に1つ足して。あと全体をもう少し短く。
🤖
(位置の説明を加え、全体を短くした完成版が返ってくる)
最後は必ず自分でチェック 会社のルールや実際のやり方と合っているかを、自分の目で確認してから使いましょう。 AIが作るのはたたき台。それを実態に合わせて仕上げるのが、あなたの大事な仕事です。

5. おつかれさまでした!

最後の練習 上のテンプレートを使って、あなたの日々の仕事から1つ選び、手順書を作ってみましょう。 できたらメモ帳に貼り付けて、手順書_〇〇_20260618 という名前で保存。 ——これで、調べる・頼む・作る・保存するがぜんぶつながりました。
ここまでの道のり マウス・キーボードから始まり、ファイル整理、インターネット、そしてAIで手順書づくりまで。 あせらず一歩ずつ進めれば、パソコンは「こわいもの」から「頼れる道具」に変わります。 分からなくなったら、いつでももくじから読み返してください。
◀ 前へ10. Claudeでできること
パソコンはじめてマニュアル / 第11章(最終章)