この章でわかること
手順書とは何か/Claudeで手順書を作る流れ/
できた手順書をファイルに保存するところまで(第6章の応用)。
1. 手順書ってなに?
手順書とは、「ある作業を、誰がやっても同じようにできるように、順番に書いたもの」です。
自分の覚え書きにもなり、後輩に教えるときの教科書にもなります。
たとえ話
手順書は「料理のレシピ」。材料(用意するもの)と、手順(①②③…)が書いてあれば、
はじめての人でも同じ料理が作れます。仕事の手順書も、これと同じ考え方です。
よい手順書の3つの要素
- 🎯 目的:何のための作業か(最初に1行)
- 🧰 用意するもの:必要なファイル・道具・権限など
- 🔢 手順:①②③…と順番に。1ステップ1動作で短く
2. Claudeで手順書を作る流れ
第9章の「だ・れ・ど・か」を使います。手順書づくりは、AIがとくに得意な作業です。
- 作りたい手順書をClaudeに伝える
«〇〇のやり方を、初心者向けの手順書にして。目的・用意するもの・番号つきの手順、の形で。» と頼みます。
- 自分の知っている流れをざっくり渡す
«私が普段やっている順番はこう:まず〜、次に〜» と箇条書きで材料を渡すと、きれいに整えてくれます。
- 返ってきた手順書を読んで直す
«この手順、抜けはない?» «3番をもっとくわしく» «専門用語をやさしく» と注文を重ねます。
- 完成したらコピーする
手順書の文章を選んで Ctrl+C でコピー(第3章・第6章)。
- ファイルに貼り付けて保存する
メモ帳やWordを開いて Ctrl+V で貼り付け →「名前を付けて保存」(第6章)。
名前は
手順書_〇〇_20260618 のように日付つきで。
3. お願いの文(コピーして使えます)
📋 手順書づくりの「お願い文」テンプレート
«〔作業名〕の手順書を作ってください。
・読む人:〔初心者/後輩 など〕
・形式:「目的」「用意するもの」「手順(番号つき)」の3部構成
・言葉:専門用語は使わず、やさしく
・私が普段やっている流れはこちらです:
〔①… ②… ③… を箇条書きで〕»
使い方
上の〔 〕の中を、自分の作業に置きかえて入力欄に貼るだけ。
たとえば〔作業名〕を «月末の備品発注» にする、というように。あとはClaudeが整えてくれます。
4. 実際の会話の例
🙂
「来客時のお茶出し」の手順書を作って。読む人は新入社員。目的・用意するもの・番号つき手順の形で、やさしい言葉で。
🤖
目的:お客様に気持ちよく過ごしてもらう…
用意するもの:お茶、湯のみ、お盆…
手順:①…②…③…(と整った手順書が返ってくる)
🙂
いいね。「出す位置」の説明を手順に1つ足して。あと全体をもう少し短く。
🤖
(位置の説明を加え、全体を短くした完成版が返ってくる)
最後は必ず自分でチェック
会社のルールや実際のやり方と合っているかを、自分の目で確認してから使いましょう。
AIが作るのはたたき台。それを実態に合わせて仕上げるのが、あなたの大事な仕事です。
5. おつかれさまでした!
最後の練習
上のテンプレートを使って、あなたの日々の仕事から1つ選び、手順書を作ってみましょう。
できたらメモ帳に貼り付けて、手順書_〇〇_20260618 という名前で保存。
——これで、調べる・頼む・作る・保存するがぜんぶつながりました。
ここまでの道のり
マウス・キーボードから始まり、ファイル整理、インターネット、そしてAIで手順書づくりまで。
あせらず一歩ずつ進めれば、パソコンは「こわいもの」から「頼れる道具」に変わります。
分からなくなったら、いつでももくじから読み返してください。